
大阪府在住の杉山さん(仮名)30歳代、歯科衛生士歴8年、訪問歯科歴は1年未満。
外来しか経験がなかった杉山さんが、訪問歯科の世界に飛び込んだのはほんの半年前。戸惑いと驚きの連続が、今では「ここが自分の居場所」だと思えるようになったそうです。
現在は大阪府高槻市の医療法人海真会ましもデンタルクリニックで、グループ会社の株式会社BISCUSSが運営する、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅を中心に訪問されています。
歯科衛生士としての本当の役割を見つけたくて

外来では患者さんと短い時間しか関われなくて、何か物足りなさを感じていたんです。もっと“人と関わる仕事”がしたくて訪問を選びました。
初めて訪れた住宅型有料老人ホームでは、患者さんのゆったりとした生活リズムの中に自分が溶け込んでいく感覚があったそうです。
「覚えることだらけ」だけど、毎日が成長の連続

カルテの書き方も、機材の扱い方も、全部が初めて。でも、先輩が“焦らなくていいよ”とフォローしてくれたのが、すごくありがたかったです。
口腔ケアの技術だけでなく、対人スキルや観察力、判断力など、新たな力がどんどん磨かれていると実感中とのこと。
現場には「人と関われる幸せ」が詰まっている

また来てね”って言われると、涙が出そうになるくらい嬉しいんです。訪問歯科は、信頼を積み重ねる仕事なんだなと感じます。
毎日々々、楽しいことばかりでなく辛い事を体験しても、やはり信頼の積み重ねがあるからこそ続けられていると最後におっしゃっていました。
事務長からの一言
杉山さんは、歯科衛生士としての経験もスキルもありますが、訪問診療に関しては不安があったようです。
ご自分の中でチャレンジしたいという気持ちが芽生え、それを実践しようとする行動力と努力が、周囲のスタッフ達に好影響を与えている印象を受けております。